経営に必要なロードマップ
企業規模の成長につれてロードマップのない企業運営は考えにくい。
自分の目の届くキャパ(範囲)であれば、ベクトルはそれなりにあって導ける。
だが、社会は複雑である。経済戦争は果てしない。
たとえ、ロードマップを作ったとしても状況は刻々と変わる。
現状のロードマップの是非が問われたりする。
だったら、それはムダだという意見もある。
しかし、ロードマップのベースがあれば、状況に応じてそれを見直すことで済む。
初手からではない。歩む指標があるから状況への対応も的確となる。
だからブレを即座に修正できるスピード対応ができる。
何よりもスタッフが共有しているから新たな問題の整理や対応も対処もしやすい。
スタッフの力量を引き出し、トップとともに作り上げたロードマップの「見える化」は、トップの考え方と力量に負うところが大きい。
あわてない、焦らない、くさらない、悔やまない。
人口減の中、コロナ禍のような構造的な変化の時代は、すべてはトップの力量にかかっている。